ページのまとめ
  • 日経平均株価は、もっともよく利用されている株価指数
  • 東証が算出、公表している株価指数がTOPIX(東証株価指数)
  • 初心者は、まず日経平均株価だけをチェックすればOK

市場全体の動きを表す株価指標

株式投資では、個々の銘柄の動きだけではなく、株式市場全体の趨勢をとらえることも大切です。市場全体が上昇傾向にあるときに株を買えば短期間で儲けやすいですし、逆に全体が下落傾向にあるときに株を買って短期間で儲けることは難しいでしょう。

東証1部には、約1800銘柄が上場されていますが、同じ日でも株価が上がる銘柄、下がる銘柄、さまざまあります。では、市場全体の動きを、どのようにしてとらえればいいのでしょうか?そのために用いられるのが、「株価指数」という数字です。これは、たくさんの銘柄がある市場全体の「平均値」みたいなものだと思ってください。

株価指数の代表、日経平均株価

日経平均 SBI証券画面 2014年9月現在

株価指数にも、いくつか種類がありますが、日経平均株価と、TOPIXが代表的なものです。とくに、日経平均株価はもっともよく使われている指数です。

たとえばニュース番組などで「今日の株と為替の動きです」などと言って、数字が示されることがありますよね。そういう時には、この日経平均株価が利用されます。略して「日経平均」と呼ばれることもあります。

したがって、初心者のうちは、株式市場全体の動き=日経平均株価だと考えて、日経平均だけをチェックしておけばよいでしょう。以下は日経平均株価の特徴のまとめです。

  • 東証第1部銘柄のなかから、日本経済新聞社が選んだ225社の平均株価をもとに計算される。
  • 銘柄はときどき入れ替えがある。
  • 単位は株価(○○円)で表されるので、感覚的にわかりやすい。
  • 225社だけの平均なので、市場全体の動きとは少しずれるときがある。

取引所が発表している、TOPIX

TOPIX SBI証券画面 2014年9月現在

株価指数のもう1つの代表が、TOPIX(東証株価指数)です。これは東京証券取引所が計算、発表している株価指数です。TOPIXとは、Tokyo Stock Price Indexの略です。

取引所が発表しているのですから、いわば「公式」な数字だといえます。そのため、アナリストなど金融のプロはこちらを使うことが多いのですが、少し仕組みがわかりにくいためか、一般の投資家にとっては、日経平均株価より、少しマイナーです。以下はTOPIXの特徴のまとめです。

  • 東京証券取引所が発表している。
  • 株価ではなく、時価総額を基準に計算している。単位は「ポイント」。
  • 第1部に上場されている全銘柄を対象としているため、日経平均より正確に市場全体の動きを表す。
  • 単位が「ポイント」であるので、「円」で表される日経平均株価に比べてややなじみにくい。
  • 日経平均株価にくらべて、少しマイナー。